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  • 執筆者の写真Boo de 風

大師が教え導くのに値する人を探そうとするとき―④

大師が教え導くのに値する人々を探す際に着目する三つの要素のお話の4回目。

今日は、二つめの要素に内在するの三つの原因のうちの最後です。

では、スタート!



アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、222- 228頁より。

教え導くのに値する人々を探そうとするとき、大師はまず次の三つのものを探す。これらがなければ、どれほど献身や熱誠が強く、生活と生活様式が純潔であっても不十分である。すべての熱誠家はこの三つの要素を理解し、多くのマインドの苦悩と無駄な行動を省くことが必要不可欠である。


 1 大師は頭部内の光を探す。

 2 大師は熱誠家のカルマを調べる。

 3 大師は熱誠家が世の中で行う奉仕に着目する。


三つの要素は上記の通りです。

二番目の要素に内在する三つの原因について:


 アデプト方が考慮しなければならないもう一つの要素は、その人が一緒に働かなければならないカルマ的に結ばれた弟子たちが転生しているかどうかという点である。彼らとは過去世の絆によって結ばれ、かつて同様の仕事を行ったため熟知し合っている。

 時として、物質界の道に足を踏み入れるのが許される前に、波動が合い、一緒に働くことに馴れている共働者たちも一緒に肉体をまとうようになる生涯がくるまでしばらく待つ方がその人にとって賢明であると見なされることがある。というのは、大師のグループに加入するのは、行うべき奉仕と果たすべき特別な任務のためであって、いつの日がアデプトになるための修養訓練を受けるためではないからである。弟子たちを訓練するのは弟子たち自身であり、何らかの仕事を行う準備ができたときに大師は彼らを使う。弟子たちが自分自身を発達させ、自分自身の救済を遂行し、一歩一歩前進するにつれて、彼らの特定の大師はますます多くの責任を彼らの肩に担わせる。大師は奉仕のテクニックと大計画に対する波動的な反応に関する訓練を弟子たちに与えるであろうが、そうすることで、弟子たちは自分自身を統御し、自らを奉仕に適合させることを学ぶのである。



さて。

いかがでしょうか?

個人的に心に響いたのはここ。


弟子たちが自分自身を発達させ、自分自身の救済を遂行し、一歩一歩前進するにつれて、彼らの特定の大師はますます多くの責任を彼らの肩に担わせる。


つまり、先に進むにつれ、双肩に担う荷はますます重いものとなる、ということです。

その荷の重さが、いわゆるご褒美ということなのでしょう。

また、自分自身を救済するのは自分であるということ。

『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」の開催目的がここに書かれているのです。


時に手に余りそうになるグリーフに、如何に向き合っていくか。


自分を救済するのは自分であるという揺るがぬ思いを起点に、次の一歩を進める。

苦しくも、心もとなくもありますが、ふと横を見れば、隣で歩いている人も同じなのですね。

いま一度。

自分自身を救済するのは自分であるということ。



大師が教え導くのに値する人々を探す際に着目する三つの要素のうち、二番目の要素に内在する三つの原因について、今日を含め3回にわたって、記事を書いてまいりました。

その内容の結びとなる部分を最後にシェアさせて頂きます。



 大師が考慮すべきカルマ的な要素は他にもあるが、この三つが最も重要な要素であり、熱誠家が現在考察すべき最も大切なものである。これらについて詳しく述べたのは、熱心な真の働き手がたとえ大師との意識的なつながりがなく、弟子たちの秘教的なグループとに協力関係を認識できなくても、悲観したり落胆する必要はないことを示すためである。それは弟子が適していないからではないかもしれないのである。この生涯においては後の活動のための準備を整え、低位三体のいずれか、もしくはすべてにある障害物を取り除き、彼の加入が最も重要な問題と見なされる時が訪れるのを待つよう、弟子の魂が選んだだけかもしれないのである。




さぁ、自分のなすべきことをなすべく、今日もまた一歩。

ということで、私自身の自由意志のもとになすべきこととして、ここからはひとりごと。


大切な命を守る為のネット署名へのご協力をお願い致します!

私も署名致しました!




みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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