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  • 執筆者の写真Boo de 風

私が出したかもしれない海のゴミ。

このブログで幾度かシェアさせていただいておりますJAMMINさん

以前の記事はこちらです。




「社会を見渡すとね、こんなところにこんな問題があるんだよ。

それを少しでもみんなに知ってもらって、少しでも改善していきたいんだ。

だからみんな、力を貸してよ!」

そういう思いをもった団体が、JAMMINさんが創り出すファッションを通してその熱い思いを伝えていく。

これは私自身の言葉で表現した、JAMMINさんのチャリティーブランドに対する捉え方です。

(なので、ちょっとピンとが外れていたらごめんなさい。)


今週の取り組みは、Clean Upを活動のひとつに据えているBoo de 風としては非常に興味深い内容であり、また多くの皆さんに是非知っていただきたいという思いもあり、ここでご紹介させていただきます。



SDGsという言葉が普及して久しい中で、私自身は社会というか世界全体の政治的な動きに対して思うところがあり、SDGsのムーブメントからは距離を置いています。

が、しかし、環境問題に対する思いは当然あり、自然世界における生態系に思いを寄せる上でも、プラスチック廃棄物の問題は特に深刻であると考えます。

実際、月に一度開催するClean Up活動(夏場は活動を休止中)において、手にするごみ袋は、お菓子袋やランチボックス等のプラスチック廃棄物でいっぱいになります。

このように、実体験からも深刻に受けとめているわけです。


今回の記事を読み、強く心に留まったのは次の二点。

一点は、意図して捨てるポイ捨てによるごみではなく、意図せずに「捨てる」という結果になってしまうケースがあるということについてです。

具体的には、プラスチック製品を屋外で使用することで劣化、散乱していまい、結果として放出されることになるゴミのことです。

分解されないプラスチックのごみは、出たら最後、海へと流れ着くということもまた、改めて突きつけられた情報でした。

二点目は、ごみ拾いに対する意識についてです。

「誰かが捨てたゴミを拾うボランティアの私」という意識で行うと、ある意味で善悪二元論的なループに陥りやすくなります。


Boo de 風の活動にClean Upを組み込んだ入口には、自然の中にあるごみがあまりにも多くて、そこに本来あるはずの調和をまったく感じることができなかったという理由が、まずひとつあります。

そして、実はもうひとつの理由があるのです。

実はこれ、ここで初めて吐露するのですが…。

長男が小学生の頃には、食べ終わったお菓子の袋やお弁当が入っていたビニール袋が意図せずに風に吹かれて飛んで行ってしまい、結果としてごみとなってしまったこともあっただろう…と。

当時は、仕事に家事にあれこれに手一杯で、そんなことを考えてみる余裕なんてまったくありませんでした。

しかし、めぐりめぐって時を経て、この世にすでに彼が存在しなくなった後にそんなことに思いを馳せることになろうとは。

なんとも因果なものです。

しかし有り難いことに、その時、私には充分な時間がありました。

捨てられているごみに心を痛めても、子育て真っ最中の方たち、あるいは介護に従事されている方たち、お仕事でご活躍されているみなさんは、なかなかごみを拾いに行く時間がありません。

それなら、時間がある私がすればよいだけの話ではなかろうか。


ここから意を決して、ひとりでごみを拾い始めたのでした。

だからこそ、現在もこの活動が続いているのだと思うのです。

根底に当事者としての意識がなかったら、こんな私のことですからもしかしたら偽善者ぶってしまったかもしれません。

こんな経緯があり、JEANさんの記事の『「自分も海ごみの当事者なのだ」ということを、心のどこかで意識していただけたらと思っています』という文章が強く響きました。



記事をお読みになり、何か心に残ったものがあるならば、チャリティーショップをのぞいてみてください!

(チャリティーは7/24まで開催です。)

ファッション性が非常に高く、私自身は着心地、使い心地がもとても気に入っており、今回もTシャツを2枚購入しました。



最近、まったく海にくりだしていないので、以前の写真を。



みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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