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  • 執筆者の写真Boo de 風

「大人の生きづらさ」と「子どもの生きづらさ」

更新日:2022年2月24日


今日の記事は、Boo de 風の活動の主軸であるグリーフにガッツリと向き合った内容です。

…と前置きしたものの、ちょっとあっちにブレてみたり、そしてまたこっちにブレてみたり…という感じ、かもです。


今日のテーマの、なんと壮大な!

「大人の生きづらさ」と「子どもの生きづらさ」

では、まいります!


個人的に、細々と長年にわたり応援してきた場所があります。

一昨年に立ちあげた「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」の参加費は、主催者の参加費を含めた全額を、動物支援、子どもの支援に寄付させて頂いており、その一部をここ、「フリースペースたまりば」の応援費としております。


この場所との出会いは、とても個人的なものでした。

当時、不登校が続いた長男が通えそうな場所として、一番に目についたところだったのです。

理事長の西野さんとお話をさせて頂き、お人柄とその熱意に感銘を受けました。

とても贅沢なスペースで、子どもたちがのびのびとしていて、「場」自体も「あぁ、素敵だなぁ」と感じました。


果たして長男の印象はいかに?

・・・

何度か通ったものの、残念ながら彼にはいまいち合わなかったのです。

しかし、とても印象に残っている言葉を伝えてくれました。


「俺にはちょっと合わないんだけれど、こういう場所があることで、本当に救われる子たちがいると思う。大切な場所だと思う。」


この言葉が大きな励みとなり、細く長く応援させて頂いているわけです。

その「フリースペースたまりば」が30周年を迎え、昨夏にはスタッフとオンラインで思いのたけを語り合うという経験をさせて頂きました。

その中で、私の口をついて出てきたのがこちらでした。


親が学校に行かなくても大丈夫なんだ、と心の底から思い、ブレることなく生きている姿勢こそが、子どもに安心感と納得感を与える。


これはなかなか難しいです。

少なくとも当時の私にはできませんでした。


なぜ?

なぜ難しいの?


それは、学校に通って友人関係を育み、しっかりと学ぶことが推奨されている社会の中で親自身が育ってきたから。

学校という場の価値観と自分自身の価値観がどうしても合わないとき、自分の価値観を大切にしてもよい…なんてことは思ってもみずに生きてきたから。

たくさんの刷り込みの中で、疑いをもたずに暮らしてきたから。


しかし、本来の人間の向かう方向性とはそぐわない押し付けの中で、当然に大きな生きづらさも抱えている。

親自身が、それが解消されることなく継続している人生を生きているので、みてごらん!学校なんか行かなくたって、こーんなに充実した人生を選択だきるのだよ!と言うことができない。

場合によっては、自分の人生が充実していないから、子どもにはもっともっと楽な人生を!と、意識せずに向かう方向性とはそぐわない押し付けの上乗せをしてしまうこともあるやもしれません。



誰かを責めているわけではなく、これ、全部、私がやってきたことです。

大人が自分の生きづらさを自分自身に対して認めてあげる。

生きづらさもグリーフなんです。

大人が自分のグリーフの扱い方を知らなければ、子どもが上手にそれをできることはないでしょう。

そうではありませんか?


昨夏、スタッフとお話をしているときに、こんな思いが私の内奥から湧き出てきたのです。

今日は、この思いをここに記してみようと思ったのがまずひとつ。


そして、もうひとつ。

今年初の記事、覚えていらっしゃいますか?

この記事で、チャリティーのご紹介をさせていただきました。

これは、これまた応援させて頂いております「SAVE THE RABITTS」が立ちあげたものでした。

SAVE THE RABITTSの記事↓



このチャリティーで購入したパーカーとTシャツです。

デザインも色味もとても気に入っています!




で、で、で!

な、な、なんと!

フリースペースたまりばが、このブランド(JAMMIN)を使用したチャリティーを立ち上げたのです!

個人的に、そして「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」で応援している団体が同じブランドでチャリティの立ち上げ。

私的には超!奇遇です。


是非!こちらのチャリテイー(1月23日まで)にもご参加ください!

キッズ用や日常使いのトートバッグ、エプロンなどもあります!


みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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