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  • 執筆者の写真Boo de 風

ゴミを捨てる人の気持ち。捨てられるものの思い。

更新日:2022年5月1日


毎月第四土曜日のClean upはBoo de 風の活動のひとつ。

今月も開催致しました。

2月3月はおひとりさまゴミ拾いでしたが、今月はご賛同いただきました方がご参加くださいました。

ありがとうございます!


集合後は、それぞれにそれぞれのペースでゴミ拾いをスタート。

私は…というと、例の場所で先々月から引き続いて大奮闘。

3月度の記事:地球瞑想


さすがに3回目となると、勝手知ったる場所。

躊躇することなく、タッタカタッタカ作業を進めました。

今回は、湿り気のある土の下の下に埋もれている大きな大きな不織布のバッグと奮闘。

おそらくずいぶんと長い間埋もれていたようで、なんと!なんと!そのバッグから植物が生えていたのでした。

そのバッグの持ち手の一部がニョキンと外に出ていて、ん?これ、なんだ?とちょっと引っ張ってみたものの、うんともすんとも言わず。

可能な限り土を掘り起こし、うっすらと全体像が見えてきて、あとはトングを置いて軍手をした手で、思いっきり引っ張る!

こうしてやっと引き上げた大きなバッグ。

土をたっぷりと含んでいて、重たい、重たい。

なんとか土を振り落として、できるだけ小さくまとめてゴミ袋へ。ふーっ。

ちょっとした達成感です。



実は、集合時間よりも少しばかり早めに到着した私は、集合場所付近でゴミ拾いをスタートしました。

その際、10年近くClean upを行っている中で、一番の驚愕のゴミを発見致しました。

落ち葉に埋もれていて先の方しか見えなかったので、最初は拾い上げられるくらいのゴミだと思いました。

が、トングでつかんだ瞬間、なんじゃこりゃ!?

想像のかなり斜め上の、そのまた上の上をいきました。


なんと!そこにあったのはスキーの板。


ひと目のつかないこんな場所に捨て置いていけば、大丈夫。

捨てた人はそう思ったのでしょうか。

その行為云々よりも、その板が可哀そうで仕方がありませんでした。

私も以前は板をはいて、ゲレンデを楽しんでいた人間です。

滑っているとき、板と人間は一体となっています。

そして、人間は板に守ってもらうのです。

そんなにお世話になってであろう板が、こんなひっそりとしたところに捨て置かれている…。

悲しいではありませんか。

なんということでしょうね。

そこに、どんな事情があったのでしょうか?

どんな物語があったのでしょうか?



今回、ご参加下さった方が、こんなご感想を下さいました。

「このくらいならいい。きっとそう思って捨てていくんですね。」

私もそう感じます。

しかし、このくらいなら捨てても良いよ、って地球さんは言っていませんね。



終了時の集合場所に早めに到着し、かがみこんでパシャリ。



多摩川河川敷は遮蔽物がない場所です。

clean up時に熱中症の恐れがあるため、来月からしばらくこの活動はお休みいたします。

秋に再開の目途がたちましたら、また、ここでお知らせいたします。




みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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