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  • 執筆者の写真Boo de 風

カルマ


前回の記事のつづきになります。

神尾学先生による8月度の『秘教治療』講座で特に心に留まったことを備忘録的に。


今月は「カルマ~個人・種族・国家・人類・地球・・・・・・」がテーマでした。

「カルマ」という言葉、ごくシンプルな意味合いでの認識はありましたが、こういう段階があるのか…と深い学びがありました。

ということで、カルマの段階について。


『秘教治療』上巻343~344頁。

カルマは、幼いときの人類や未発達な個人の場合、グループの問題であった。・・・後に、個別化の過程が性格と目的においてより効果を発揮するようになり、気質においてより目立つようになるにつれて、カルマもまた個人的かつ明確になっていき、人はより多くの原因と結果を作ったり解消したりできる立場になった。・・・その後、パーソナリティーはそれ自身の原因を意識的に作る者になり、結果への意識的な参加者になった。道において、選択したグループ、個人、そして霊的な目的の一致を通して関係することを選択した人々のカルマに関係するようになることで、もう一つの要素がそれ以前の範疇のカルマ的な責任に付け加えられる。さらに後に、三界のカルマは満たされ、克服され、打ち消されるが、同時に、世界奉仕を通して原因を始動させたことに関係するカルマが、個人がすでに経験したものに付け加えられ、ハイラーキーそのもののカルマ的な責任を共有するようになる。こうしたすべての段階は-


1 初歩的なグループ・カルマー原始人の

2 発達しつつある自我意識的な人間の個人的なカルマ

3 弟子の生活に関係するカルマ

4 ハイラーキーのカルマ


 これらを、弟子たちがすでに聞き慣れているよく知られた応報のカルマに付け加えなければならない。さらに、国家と人類のカルマ、そしてイニシエーションの準備をするためにアシュラムに入ることを望んだときにすべての弟子が自分自身にもたらす教育的なカルマも付け加えなければならない。

 また、応報のカルマとは対照的に報酬のカルマも存在する。この種のカルマは忘れるられることが多いが、来るべき世界周期においてもっとよく知られるようになるであろう。


以上、ここでは、7段階のカルマと報酬のカルマについての説明がなされています。

私は応報のカルマと報酬のカルマの存在についてはなんとなくというレベルで認識していましたが、やはり、後者はついつい忘れがちでした。


同書410頁には、次の記述があります。

この善のカルマは、特定の場合において治療のエネルギーとして働くフォースを発動させる。獲得され、機能しているこの善のためのエネルギーを治療家は常に頼りにすることができる。これが私の最初の点である。これについて熟考しなさい。


当然、治療家にも段階があるわけですが、この内容は治療家としての道を歩む上での希望と治療の可能性への希望がもたらされるものだと思います。


そしてまた、先述のカルマの種類の件。

進化のプロセスにおいて、自分自身を完成させていくことでハイラーキーそのもののカルマ的な責任も共有できるようになるという。

認識していようがいまいが、なんとも壮大で偉大なプロジェクトに私たちは参画しているということですね!



今日芽吹くカルマが、善でありますように!



みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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