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  • 執筆者の写真Boo de 風

サイキック能力。

更新日:2021年2月1日


ここ最近のBoo de 風の記事では、まず目にしない文字がドドンと題名に。

今日はアリス・ベイリーの『魂の光』、第三の書のスートラを引用し、「サイキック能力」について書いてまいります。



309頁、スートラ30,31より

 サイキック能力について述べているスートラはすべて、高位にも低位にも解釈できるということを覚えておく必要がある。それはこのスートラにおいて最も顕著に当てはまる。喉センターの性質を理解し、それについてしっかりと瞑想することによって、ヨギは飢えと渇きの苦痛を止めることができ、いつまでも食物なしでやっていけるようになる。一方、(喉頭)喉センターの下にある喉の大きな神経にエネルギーを向けることによって、人間形態を完全に静止し、硬直化させることができる。同様に、太陽叢に集中することによって、肉体のあらゆる部分を完全に意識できるようになる。しかし、これらは低位シッディつまり低位能力に関するものであって、ラージャ・ヨガを学ぶ人が関わるべきものではなく、魂の発達に伴う二次的な産物でしかない。彼は、これらがヨガの八つの方法を正しく実践した結果であり、自動的かつ必然的な結果であることを知っている。彼はまた、低位の物質様相を重視したときに肉体にもたらされる危険についても承知している。

 ここでは一つにまとめた上記の二つのスートラの真の意義は、太陽叢で起こる変性過程と移行を理解することによって分かる。・・・・・


324〜325頁、スートラ37より

 霊的な発達に関するこの教科書に絶えず現れる一つの事実がある。それは、サイキック能力は、高位のものであれ低位のものであれ、最高の霊的な状態にとっては障害であり、三界から完全に自由に機能しようとする者はそれを捨て去らねばならないということである。これは熱誠家にとっては把握しがたい教訓である。熱誠家は次のように考えがちである。つまり、透視力やアストラル聴力は進歩したことを示すものであり、瞑想の実践が実を結び始めた印であると。それは全く事実に反するものであり、どのようなサイキック能力であれ、それに引きつけられ、執着するときは必ずそうである。・・・・・

 これらの能力が何であるか、それらに支配されずに支配するにはどうすればよいか、同胞やハイラーキーへの奉仕のために使用するためはどうすればよいのかを知ることは、熱誠家によって価値あることである。しかし、それはあくまでも道具にすぎず、形態面へと退けられなければならない。それらが鞘つまり形態様相の特質や能力であることを認識しなければならない。さもなければ、それらを過度に重要なものと見なし、過度に注目を奪い、魂の開花を妨げることになる。




「サイキック能力」という言葉。

活動をスタートした頃のアメブロには時々登場していました。

秘教においては、自分のことは語るな…という訓戒がありますが、今日はあえてそこを踏み越えてみます。

もともと感覚は鋭い質(たち)だったのですが、長男との死別後、それが研ぎ澄まされ、まるで死別という門が今までの人生を分け隔てたかのように、今生、二回目の生がスタートしたような…。

それは二十歳の時に経験した母との死別とは、まったく様相の異なるものでした。

感覚が研磨されていくに従い、この質(たち)を必要な場所で役立たせられないものかという思いが募ったものの、如何せん言葉で説明できるものではなく、この感覚値が正しいものかどうなのかもわからず…。

そこで、フロリダのグリーフサポート団体でミディアムとして活動されているDenise Lescaco氏に師事し、(有り難いことに?)試験に一発合格。

それを以って、Boo de 風の活動をスタート致しました。

が、秘教の学びを通して思うところがあり、活動5年目に入る2019年春にミディアムの看板を完全に下ろし、サポートの質(しつ)は変えずに在りようを変化させ、今に至ります。


こういった背景は、今ほとんど表現していないので、ドン引き(しかも、かなりの!)の方もいらっしゃるかもしれません。

が、私にとってサイキック能力という言葉は遠くに響くものではないので、今日は自身の振り返りと自戒をこめて記事に致しました。

今でもDenise氏への尊敬の念と言葉にできない感謝の深い思いは色あせることなく、傍らに携えて共に進んでおります。

ミディアムの看板を下ろしたことにより多くの皆さんが離れていかれましたし、私も離れましたが、私自身の変化のプロセスとして必要なことだったので、それはそれということで。

さぁ、今日も新たな一歩を!


みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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