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  • 執筆者の写真Boo de 風

グループの努力による着実な成長


2020年の新緑の季節に芽吹いた「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」も、もうすぐ2年目をむかえます。

グリーフの捉え方のベクトルを変えてみようよ!

そしてそのもっと先に、そのベクトルを伸ばしていこうよ!

そんな思いでスタートした会です。

1期のみなさんは、もうずいぶん前にその目的を果たされており、そんな様子を伺っているなかで、この会の存続意義はもはやないのでは?と、そんな思いがふつふつと沸き起こってきました。

そして、昨年の晩秋に、年内で終止符を打ちましょうか?という投げかけをしたのでした。

そうしたところ、みなさんから是非とも続けたい!という有り難いお声、熱い気持ちを頂戴し、続行することを決定した次第です。

この会にも、実はこんな紆余曲折があったのです。



前回、こちらのブログにおいて久しぶりに『ホワイトマジック』に立ち戻りました。

立ち戻ってみて、やっぱり私はこの論文が一番好き!と心から思いました。

ということで、今日は前回(「難局と機会」そして「要求と機会」)のつづきです。


アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、307頁より。


 アトランティス時代の中期以降、人々の思考は破壊の道つまり左手の道へと着実に引きつけられていった。なぜなら、動機が利己的で、利己的な関心が主要因になっていたからである。二千年前にキリストが到来したときの彼の仕事の一部は、模範と戒めを示すことを通して、犠牲と非利己主義を植えつけることで、この傾向を相殺することであった。そして、(しばしば病的な興奮と神聖なる自分本位によって色づけさせられた)殉教精神がこの努力の一つの結果として生まれた。ハイラーキーの観点から見れば、この努力は成功であった。というのは、キリスト教精神は神聖なものごとへの方向転換を表しているからである。このようにして動機の純粋さと奉仕の本能が生まれた。この奉仕の本能という基調は、無限なる過去から見ると、新しいものである。

 しかしながら、それにもかかわらず、利己的な関心へと向かう傾向は今日、世界において最も強力な要因である。そのため、光のハイラーキーと左手の道つまり形態と欲求による支配の道を支配している闇のハイラーキーとの間に危機的な状況が生じているのである。

 しかし、落胆する必要はない。というのは、純粋な意図を抱く一人の兄弟による、魔術的な作用を引き起こす霊的な思考は、パーソナリティーの傾向に従う多くの兄弟の思考よりも遥かに協力だからである。大計画の大きさを把握し、自分に敵対するフォースを眺めたとき、すべての真の熱誠家が自分の努力が一見したところ無力であり、自分が果たす役割が小さいうように思え、圧倒されるかもしれない。しかし、自分と似た人々で構成されているグループが着実に成長していることを、そしてこれがグループでの努力であることを覚えておくべきである。


今日の引用の中で、二点心に響いた内容があります。

まずひとつめ。


キリスト教精神は神聖なものごとへの方向転換を表している

「方向転換」・・・「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」はその主旨から逸脱していないではないですか!


ふたつめ。


自分が果たす役割が小さいうように思え、圧倒されるかもしれない。しかし、自分と似た人々で構成されているグループが着実に成長していることを、そしてこれがグループでの努力であることを覚えておくべきである

これまたしつこく「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」も、ここでいうところのグループとは当然にフェーズは異なりますが、秘教を学ぶグループであることは確か。

グループが着実に成長していること。そしてこれがグループでの努力であること。

なんとも、嬉しい言葉ではありませんか!


最後に。

先日、Boo de 風が9年目を迎えました。

早春に芽を吹かせ、季節ごとの風にのり、たくさんと方々とのご縁を頂きました。

みなさま、ありがとうございました。

みなさま各々にたくさんの花が咲き、たくさんのありがとうが生まれますように!

こんな思いで、今日もまた一歩。



2年前の今頃の写真。

花束に添えられていたこちら。

部屋の中の花瓶からベランダに出してしばらくしたら、これこの通り。

葉っぱから新芽がでておりました。

芽吹きつながりということで!



みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

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