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  • 執筆者の写真Boo de 風

みみの日。

更新日:2023年3月3日


今日は3月3日。お雛様。

なのですが、うさ飼い(うさぎと共に暮らしている人)にとっては特別な日。

そうです!

みみの日。→うさぎのみみの日なのですよ!


元気いっぱいの、まだまだ若いうさぎさん

年齢を重ね、日常の動作がおぼつかなくなってしまったうさぎさん

そして寝たきり状態のうさぎさん

どのうさぎさんにも充実した”うさ生”を送ってほしいと思います。

これは、うさぎに限らないことなのですが、

今日はみみの日なので、あしからず。


そして、2023年のみみの日に私事をひとつ。

ひとつの節目としてここに置いておきます。


Boo de 風のロゴマークは我が家のうさ娘、羽入がモデルとなりました。

その羽入という名前は、ひとり息子がつけた名前です。

彼は、亡くなる直前に、突然うさぎを飼いたいと言い出しました。

生きる希望に繋がれば…と快諾し、名前も種別も性別も、そしてカラーも彼が決めました。

が、しかし、実現することなく、今生を終えて逝きました。

彼の四十九日の法要の帰りにたまたま見つけた、オープンしたての「うさぎのしっぽ」。

そこで一目ぼれしてお迎えしたのが羽入です。


うさ飼いは初めての我が家。

息子から受け取った大切なバトンです。

まるで生まれたての赤ちゃんを育てるように、大切に大切に育てさせていただきました。

彼女のおかげで、私の目は社会に向きました。

今まで考えもしなかったことに、たくさん直面しました。

動物たちの遺棄、虐待、そして人間のために犠牲になる動物実験に始まり、

もっともっと先に目が向いて行きました。


この社会、この世界は、なんと狂っていることか。


この状況をしっかりと認識し、打破していかない限り、

動物たちに安心、安全を提供することはできない。

そして、今の在りようが、私たちの思考、行動の在りようが、今後の世界の分水嶺になる。

心からそう思います。

小さな小さな世界から、ずいぶんと拡がったものです。

1000グラムほどの羽入が、私をこんなにも変えてくれた。

なんとも有り難いことです。


これだけではありません。

まだまだあります。

もともとその傾向があったものの、彼女を一つの窓にして一歩を踏み出すことができたのはアニマルコミュニケーション&ヒーリングです。

そして、多摩川河川敷でのClean Upもスタートしました。

小さな私が、ひとり黙々とゴミを拾っていく。

以前は考えることもできなかったことです。

羽入のおかげで、スーパーマンになったような…そんな変化です。

ひとりで始めたClean upも今は頼もしい仲間ができました。

有り難いことです。


その羽入。

私が大学を卒業するのをしっかりと見届け、ある満月の前夜に肉体を離れていきました。

単位を取得するのも大変で、卒論に入ってからはもっと大変で…。

はーちゃん、監督お願いね!

これが合言葉のようになっていました。

亡くなる頃は、小さく小さく本当に小さくなってしまったけれど、

しっかりと監督のお仕事をやり遂げて逝きました。

あっぱれです。


彼女は、今や私たち家族のことには見向きもせずに郡魂へ入り、

生前のたくさんの経験を分かち合うことで

うさぎの群魂の向上に寄与してくれているはずです。

そう信じて疑いません。

なぜなら・・


いつまでもここに留まることなく、自分のミッションをしっかりと果たすように。

それが私たちの合言葉だったから。


彼女ならしっかりとやり遂げる…そう信じています。

その思いがあるから、私は私のミッションに向きあえる。

有り難いことです。



長くなりましたが、2023年のみみの日に、最愛の羽入のお話をここに。





みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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