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  • 執筆者の写真Boo de 風

「孤独」とは。

「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」2年目に入られた方が、昨年1年をかけて読み進めていった中で、最も心に残っている箇所シェアさせて頂いております。

今日はその4回目。

では、まいります!



アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、164- 167頁より。

 この重大事に、人々と動機について注意深く考える人々には、いくつかのことが明らかである。

 まず最初に、理想主義と人類のための経過の感知との間には密接な関係がある。理想主義は創造に先立つ思考に似ている。抽象思考の能力と理想に集中する能力は今、発達過程にある。というのは、この能力を発達させるには、一定量の原子の活用、高位亜界の物質の使用、自分の波動を偉大なる方々に同調させる能力が必要だからである。

・・・・・


 第二に、計画をこのように感知し、後にそれを具現化する仕事において、人間という装置が必要になり、人々を否応なしに使わなければならなくなる。途方もない可能性についてのヴィジョンが与えられ、これらの可能性を事実にする方法についての教えも授けられる。しかし、偉大なる方々にはそれ以上のことはできない。詳細と理想を具現化する方法、それに必要な仕事は人の子らに任せられる。

・・・・・

 計画を感知し、大師に用いられるために弟子が培うべき主要な条件の一つは孤独である。孤独なときに、魂のバラは花開く。孤独なときに、神聖なる自己は語ることができる。孤独なときに、高位我の能力と恩寵がパーソナリティーに根づき、花開くことができる。孤独なときに、大師は近づき、分け与えようとする知識、学ぶべき教訓、弟子が把握しなければならない仕事の方法と計画を、静寂な魂に印象づけることができる。孤独なときに、音は聞かれる。偉大なる方々は人間という道具をとして働かなければならず、計画とヴィジョンは、これらの道具が犯す失敗によって、大きな不利をこうむることになる。

 

.....と、明らかであるとされることがこの後、第五まで続きます。

私は、今日の引用の最後の「孤独」についての内容に心打たれます。

孤独。

この言葉、漢字そのものからも、なんともいえない印象を受けますが、ここで言われている「孤独」というのは、「私が私にしっかりと向き合うこと」と、感じています。

それは、大勢の中にいても、また誰もいない空間にひとり身を置いていてもできることです。

だから、「孤独」は「ひとりぼっちの寂寥」という意味合いとは掛け離れたものであるということではないでしょうか?


「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」の6月度は明日からスタート。

世界の流れを眺めつつ、今月もみなさんと共に学ばせて頂きます。



さぁ、今日も上を見上げてまいりましょう!


みなさん、素敵な一日をお過ごし下さい!

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