ここのところ、オミクロン株のニュースでもちきりのようですね。
オミクロン株の影響が急速拡大・・・とかなんとか。
メディアのメインストリームにほとんどアクセスしないので、正直私自身はさっぱりわかりません。
が、2021年の師走に突入し、2年近いコロナ禍により自由行動にあらゆる制限が付され続けていることを思い、今日は「恐れ」について書いてみます。
ということで、久しぶりに『秘教治療』より引用致します。
病気の根本原因について書かれている第一部の第一章は、「病気の心理的な原因」について。
ここでは心理的な原因として四つの項目が挙げられています。
1 情緒感情性質から起こるもの
2 エーテル体に起因するもの
3 間違った思考に基づくもの
4 弟子たちに特有の病苦と心理的な障害
上記の1については、次の項目で説明がなされています。
A 無防備で誤調整された情緒
B 抑圧された、もしくは手に負えない欲求
C 心配と苛立ちによる病気
今日は、C 心配と苛立ちによる病気についてふれてみます。
アリス・ベイリー著『秘教治療 上』第一章 病気の心理的な原因、97~99頁より。
心配と苛立ちが危険なのは、次のような理由による。
1 これらは人間の活力を低下させ、病気にかかりやすくする。インフルエンザの原因は恐怖心と心配にある。世界が現在の「恐れに満ちた」状態から自由になれば、この病気は根絶されるであろう。
2 これらは、アストラル的な観点から見て、非常に伝染しやすいため、奇妙な方法でアストラル的な雰囲気を低下させ、人々が、ーアストラル的な意味でー自由に呼吸するのを困難にする。
3 恐怖心と心配と苛立ちというアストラル的な状態が今日、惑星的な意味で流行と見なしてもよいほど広まっているため。
4 苛立ちは(ここでは心配については言っていない)炎症を起こさせー炎症は耐え難いものであるー、多くの苦難につながるため。ある種の目の病気の原因が苛立ちであることは興味深い。
5 心配と苛立ちは真のヴィジョンを妨げるため。これらは視野を遮断する。これらの状態の犠牲になっている人間には、自らの不満の原因以外のものは何も見えない。そして、自己憐憫、自己考察、集中した否定的な状態に浸っているため、視野が狭くなり、彼のグループは妨げられる。個人的な利己中心主義と同様に、グループの利己主義も存在することを覚えておきなさい。
以上、心配と苛立ちが危険な理由を5つ引いてまいりました。
なぜ、ここに着目したのか?
それは言うまでもなく、私たちを取り巻く社会状況、そして、そこに身を置く私たちの在りようを今一度、俯瞰して見る必要があると感じているからです。
1のインフルエンザをコロナと換言してみましょう。
これらは人間の活力を低下させ、病気にかかりやすくする。コロナの原因は恐怖心と心配にある。世界が現在の「恐れに満ちた」状態から自由になれば、この病気は根絶されるであろう。
いかがでしょうか?
今の状態から自由になるためには、まず、長きにわたって改竄、改悪されてきた多くのことに気づくこと。
そして、なぜ、今、人間の自由がこれほどまでに束縛されなければならないのか…ここに自分自身の答えをもつことが第一歩だと私は思います。
最強の勇気のいる一歩でありますが、最高で最善の一歩でありましょう。
最後に。
恐怖についてのこの言葉をシェアさせて頂きます。
アメリカ合衆国 第32代大統領の言葉だそうですが、今、この瞬間を生きる私たちに寸分たがわぬタイミングで必要な内容です。
なにも恐れることはありません。
恐れるべきは、恐怖それ自体なのです。
さぁ、今日も空を見上げてまいりましょう!
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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