「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」は、2020年5月の新緑の候に芽吹きました。
コロナ禍突入とほぼ同時にスタートしたわけです。
ご参加の皆様は、医療関係、教育関係、あるいはビジネスの世界の第一線でご活躍中、
そしてまた、ご自身がグリーフを経験されている、もしくはその支援者であるという方々です。
皆、それぞれのフィールドでコロナにどう対応していくか。
自分の考え方を維持しつつ、周囲との調和をどうとっていくか。
また、この社会状況下、自身の健康維持においてどんなことに留意していくか。
このようなことを皆で考えながら、そしてシェアしながら、
一方でグリーフにフォーカスして会を進めてまいりました。
もうすぐ4年目を迎える今、振り返ってみると…
皆さん、貴重な人生時間を月に3時間もこの会に費やし、ご参加を継続して下さったことに感謝があふれてまいります。
また、主催者の至らなさゆえに、途中で退会された方には、申し訳ない思いで一杯です。
私は秘教の深みを共有できませんでしたが、機会が訪れた際には今いちど、アリス・ベイリーに触れてみていただけますように。
この会は「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」と銘打っておりますが、
人生を如何に構築していくか、構築し直していくか、
そしてその先に、見えてくるもの、見据えていかねばならぬものは何なのか、
これをテーマにしております。
グリーフとは…
重大な喪失に対する複雑な反応や状態のこと。
一般的にいわれていることです。
これは、死別だけが起因となるわけではありません。
病気で身体の一部を失った方は、失った大切な身体の一部を愛おしく思うでしょう。
愛する国を政治的事由により離れなければならなかったディアスポラ。
震災で住み慣れた故郷を後にせざるを得なかった人たち。
みなさんの、ご自身の国、故郷への声なき声は切なく響きわたることでしょう。
グリーフの根底にあるのは、
思い描いていた開かれた未来への道筋が、大切な何か、隣にいるはずの大切な人を喪うことにより、おぼつかなくなることかもしれません。
しかし、「意味の世界」を識り、自分のグリーフに意味をもたせることができたならば
閉ざされたように感じる未来を再構築していくことができるのではないでしょうか。
私は、『ホワイトマジック』を介し、その「意味の世界」の存在を識りました。
『ホワイトマジック』は、いわゆる感情に優しく寄り添ってくれはしません。
が、自分の足で一歩、また一歩と歩き出す強さを指し示してくれると私は思います。
これがグリーフケアであり、グリーフケアは自分が自分に施すものである。
そして、それを傍らでサポートすることがグリーフサポートである。
その結果として、自律し、自立していくことができるならば、それは非常に嬉しいことです。
これが、Boo de 風のグリーフサポート活動の軸であります。
例によって前置きが長くなりました。
ここから本題。
2023年5月から、「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」新期がスタート致します!
対象は、グリーフを抱えている方、あるいはその支援者です。
グリーフに線引きはありません。
それゆえに、支援者にも線引きがありません。
ご興味ある方は、contactからお問合せをお願い致します。
この会は、お忙しいみなさんのご都合に可能な限り合わせて開催しております。
例えば、ワンオペのワーキングマザーとの会は週末の朝6時からオンライン開催、といった感じです。
どんなに忙しくても、どんなに厳しい状況にいても、
この会に参加したいというゆるぎないお気持ちがある方にはなるべく対応させて頂きます。
ただし、以下の時間帯は開催できません。
・深夜
・土日祝日平日の夕方16:30以降
開催は月に1回、3時間(状況によっては1.5時間を2回)。
会費は1時間1,000円換算で、年末に自己申告をして頂き、指定口座にお振込み頂きます。
★会費の全額を、動物保護団体、子どもの支援団体へ寄付致します。
是非、一緒に新しい芽を吹かせていきませんか?
ご連絡、お待ちしております。
春をここに。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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