グリーフから考える環境問題。
- Boo de 風
- 2019年10月7日
- 読了時間: 2分
今夏、環境学入門という授業を受けました。
とても興味深く、また奥深い内容でしたが
特に大学外の研究機構で窒素についての研究をされている先生の
北極や南極でのフィールドワークに基づいた授業では、
自分自身の見分が広がり、羽がはえてふわふわと飛んで行きそうになりました。
テキストとして挙げられた文献は非常に!わかりやすく、超おすすめです。
環境問題に目を向けたいけれど、
いったいどういう状況になっているのかわからない…。
そんな私が少しだけ歩を進めることができました。
青木淳一・秋山豊子・大平哲・金谷信宏・小林宏充・杉山憲彦・六車明共著
『法学・経済学・自然科学から考える環境問題』
(慶應義塾大学出版会、2017年)
さて。
環境問題は、今、とても旬な話題です。
しかし、なんだか難しそう。
(→という方には、上記の書籍がおすすめ。)
毎日の生活に忙しくて、そこまで頭が回らない。
身近な問題として感じられない。
それも、わからないこともありませんが…
グリーフとともに生きていらっしゃるみなさん。
ちょっと考えてみてください。
この物理的世界から旅立って逝った自分の大切な人が転生してきた地球に
自然がなかったとしたら…。
その世界が殺伐としていたら…。
今生で織りなした関係性とは異なるでしょうが、
それでも私は、愛する人たちが生きる世界は輝いていてほしいと思います。
みんなの愛する人たちが生きる地球も、自然豊かであってほしいと思います。
みんなにとってのみんなの愛する人たち…と考えると
どこかの知らない誰かにたどりつき、
ぐるっとまわって、ぐるぐるっとめぐって
みんなみんな、つながっているわけですよね。
数十年後、数百年先に私がそこに存在していなくても、そうあってほしい。
数十年先の環境問題は、今生きている私たちが生み出し、私たちが送り出す問題です。
だから、今、自分にできることはしたいと思います。
小さなことでもいいと思います。
Boo de 風のClean upプロジェクトはその一環です。
未来に何を残せるか、よりも
未来にどれだけ負の遺産をのこさないか…。
環境問題をグリーフから考えてみる。
そんな視点があってもよいと、私は思います。

みなさん、今日も充実した一日をお過ごし下さい!
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