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  • 執筆者の写真Boo de 風

風が吹いた。


昨日は、新しいグリーフサポートに取り組む理由についてふれてみました。

今日も昨日に引き続き、同じテーマで。

具体的に活動を見直そうと思ったのは一昨年の暮れ頃からなのですが

最後の一押しというのでしょうか、

先月、圧倒的な勢いで私自身に風が吹きました。

まるで嵐のごとく、です。

この流れに乗らないわけにはいかなかった。

これは本当に正直な思いです。

大きな風を吹かせたのは、ドリーン・バーチューさんのコメントです。

あの、スピリチュアル界の大御所がスピリチュアルを全否定され

それまで開催されていたコースをすべて廃止され

書籍の販売も可能な範囲でストップするというものです。

背負われているものも想像以上でいらしたでしょうに

ご自身に正直に、神に正直に…というご決断に

大きな勇気と深い愛を頂きました。

ご興味がおありの方は、ご自身でお調べになって下さい。

彼女の言葉の中で、一番心に響いたのはこちらです。

「ミディアムは神ではなく死んだ人に助言を求める」

自分でもわかっていました。

しかし、ミディアムシップを望んでやってこられるクライアント様に

深いグリーフを抱えてこられる目の前のクライアント様に

「求める方向が違うんです」と言えるでしょうか。

私自身、大切な家族との死別後、自分の目線を

「旅立っていった愛する人に視線を向けるのではなく、神の御心に沿うように」

と言われても無理でした。

そこをしっかりと理解するのに、ずいぶんと時間がかかりました。

人に歩みがあるとすると、私は本当にまだまだです。

だから、ミディアムシップを経験する道を通って

やっとその先に目を向けることができるようになったのです。

皆が同じであるはずはないので

私のように時間がかかる方ばかりではないと思いますが、

それでも…と正直、逡巡しました。

そのような中で、時を同じくしてもう一陣の風が吹いたのです。

3.11の震災の前、私は毎週伝導瞑想に通っていました。

伝導瞑想をするにあたり読んでいた数冊の本があります。

なかなか読み応えのあるものですが

何気なくもう一度、そこに立ち戻ってみたのです。

当時はミディアムシップに興味を持っていなかったので

素通りしてしまっていましたが、

そこにはミディアムシップがアストラル的な行為であること、

そして、アストラル界に対してそのような接触をもつことは

好ましくないということが明記されていました。

その文章が、私自身に対する最後通告となったのです。

ドリーン・バーチューさんのメッセージに、この本への立ち返りに。

やはり、今が動くべき時期。

これは逃せない。

激しい風でしたが、通り過ぎてみると

若干の疲労感とともに爽やかな心地良さが残りました。

この感覚の中で、次のステップが見えてきました。

ミディアムとしての看板を下ろし、新たな扉を開けること。

これからは

旅立って逝った愛する方が形を変えて存在するということ、

そこにどう向き合っていくのかという方法のひとつを

ミディアムとしてお伝えするのではなく、

成長途中の未熟なひとりの人間としてお伝えしていきます。

今この瞬間に、そこに需要があるかどうかはまったく未知数です。

未知の世界ではありますが、このように決めました。

みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

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