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  • 執筆者の写真Boo de 風

私たちがあきらめてはいけないこと。

更新日:2021年3月29日


今日は子どもの日です。

大切な子どもと死別したみなさまには

辛く苦しい一日であるかもしれません。

いつも申し上げております。

グリーフの在り様は人それぞれ。

感じ方、捉え方、疼き方は人それぞれ。

そのような中、子どもと死別した仲間のひとりとして

私が思うことをシェアさせて頂きます。

子どもの日が辛く苦しい日であるのはなぜでしょうか。

ひとえに、愛する子どもが目の前にいないから。

大切な子どもを抱きしめて、自分の五感で感じることができないから。

その気持ち、みなさんとわかち合わせて頂きます。

ミディアムとして活動をしておりますので、

私にはその「母」としての部分と

そこを超越した「ミディアム」としての部分が内在しています。

一見、アンヴィヴァレントであるように感じられます。

しかし、実はそうではない。

この物理的世界では、例えば子どもの大好物を食卓に出したり

いけないことをした時に叱ったり

何かをやり遂げた時に心から喜んだり

そういったことは、残念ながらできません。

この場で、この次元で共鳴、共感することができないから

親としての役目が何もなくなった…。

そこだけに注視すると、正直、哀しく、寂しい思いに

私も心砕けそうになります。

でも、そうではありません。

愛する子どもと死別された多くのみなさんに、

特に今日は声を大にして申し上げます。

私たちには、まだまだできること、やらねばならないこと

私たちにしかできないことがあるのです。

スピリットワールドでの子どもたちの成長を促す役目が

私たち遺された親にはあるということ。

今回の人生で、こういった経験をしたけれども

それでも私は上を向いて、自分の道を堂々と精一杯生きていく。

次元を超えて、その姿をしっかりと見せることです。

それが、子どもたちが自身の魂の道のりを前進していく

大きな追い風になっていきます。

ですから、遺された私たちが自分の人生を生き切ること

そして親として、その生きざまを見せ続けることを

あきらめてはいけないんです。

みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

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