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執筆者の写真Boo de 風

ホワイトマジックの仕事を進行させるということ。


昨年新緑の季節に「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」でご自身の新芽を芽吹かせ、共に1年間学んで来られた「先輩達」が最も印象に残ったという部分をシェアさせて頂くシリーズ。

今日は第6回目で最終となります。


ではまいります!


アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、167- 168頁より。

 ついでながら、奉仕をすることを望む熱誠家が次の事実を覚えておくことは価値あることであろう。つまり、多くの人が行う仕事は、多くの場合、過度の熱狂の結果であって、大師の仕事を推し進めているのではないということを。賢明なる識別を用いて大師は仕事を割り当て、決して一人の者に対して彼が十分に成し遂げることができる以上のものを負わせることはない。傍観する世間には弟子が奇跡を成し遂げたかのように思われるように大師は弟子を訓練することができる。しかし、一人の役に立つ弟子が成し遂げる膨大な仕事は、自らの三体すべての統御が調整され、整列を達成したときに初めて可能になるものである。上からもたらされるものの感受に関しては強烈に積極的であるが、低位の波動に対しては消極的な安定したメンタル体を持つ人、色づけられていない清澄で静かなアストラル体を持つ人、穏やかな神経と安定したリズムの肉体(それは宝石箱のように美しいが、鋼鉄のように強靭でもある)を持つ人は、大師の使用に耐える器として、そして大師が祝福を世界に注ぐための妨げられることのない経路として奉仕するであろう。


アストラル体を如何に統御し、自分自身を奉仕の道具として如何に調えていくか。

『ホワイトマジック』の真髄はここにあり、と個人的に考えています。


この本の目的はこのように書かれています。

アストラル界の統御とそれに関する法則についての正しい理解について述べた論文-下巻362頁ー


グリーフ(という想念形態)は主にアストラル界に存在するということで、「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」を企画したわけです。

が、実はこれは途中経過の目的であって、この本が書かれた意図はもっと上位にあるのです。

題名をもう一度見てみましょう。

『ホワイトマジック』です。


弟子道を歩む人々の訓練によって、ホワイトマジックの仕事を進行させる。


これがこの本の真の目的なのです。

世界に、地球に、如何に奉仕をしていくか。

自分のすべきことをしていくことで、そこに関与していく。

これがホワイトマジックの仕事です。

ここで再び、先に引用した内容の最後の部分に戻ってみましょう。

大師の使用に耐える器として、そして大師が祝福を世界に注ぐための妨げられることのない経路として奉仕する


つまり、これがホワイトマジックの仕事を進行させるということです。

自分のすべきことをしていくことで、そこに関与できる自分を調えていく。


さぁ、今日も空を見上げてまいりましょう!



みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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