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執筆者の写真Boo de 風

「復活」の意味。

更新日:2020年4月16日


2020年4月12日、今日はイースターです。

キリスト教を特に信仰しているわけではないので、ありきたりなことしかわからないのですが、

イースターはキリストの復活を祝う日、復活祭です。

そして、毎年日にちが変わります。

それは「春分の日を過ぎた最初の満月の直後の日曜日」に祝うからです。

今年の春分の日は3月20日。

その後の最初の満月は4月8日。

その直後の日曜日が今日、12日ということです。


有名な最後の晩餐は、イエスが弟子たちと共にとった、過越の祭りの食事です。

その後ゴルゴタの丘で磔刑死したのが金曜日といわれています。

そして3日後の日曜日にイエスは復活。

その後、日曜日ごとにイエスは弟子たちの前に姿を現したので

キリスト教徒は日曜日に復活の礼拝をする、と伺ったことがあります。


ひとつのイベントとしてのクリスマスが、圧倒的な注目を得ているのは誰もが認めるでしょう。


また、磔刑死したイエスは人類の罪を背負っていった…etc.

「磔刑」というひとつの経験は人類全体の痛みであるという思いの下、そこにはひとりひとりの様々な感情が織り込まれているように感じます。


が、私は、「イエスの復活」にもっと注目すべきであると思うのです。

イエスはご自身の復活を以てして、私たちが歩む道の先に希望という光を射して下さったのではないでしょうか。

確かに歩んでいく道は険しくとも、ゆらぐことなき志をもち、一歩一歩と歩を進めていくならば、必ず「復活」という光明にまみえることができる。

これを指し示して下さったのだと、私は考えます。


翻っての今日この頃。

新型コロナウィルスの猛威に対する恐れと感染リスクの精査に対する情報の収集に始まり

社会に蔓延する経済不安、そしてこの先の世界の行く末。

険しい道のりがどこまでも続くように感じてしまいますが、

それでも皆が協力し合い、また、それぞれがそれぞれの立場からふさわしい風を吹かせ

地上における正義と平和と分かち合いに努めることを宣言をし、そのように歩を進めていくならば、

皆が同じ方向を向いて長期持続可能な行動を推進していくならば、

必ずや希望という光が射すはず。



復活祭の今日。

「復活」の意味に思いを馳せて。





みなさん、今日も安心、安全に充実した一日を!

☆現在、新型肺炎の今後の見通しが全く立ちません。

 Boo de 風はリスクを重んじ、当面、対面活動を自粛することに致しました。

 但し、緊急を要する場合のセッションのご依頼につきましては

 個別に対応をさせて頂きます。 何卒宜しくお願い致します。

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