物に色が見える理由。
それを考えたことがありますでしょうか?
リンゴは赤色。
みかんはオレンジ色。
バナナは黄色。
ピーマンは緑色。
それぞれに、その色が固着しているわけではなく、
私たちがそれ特有の色を認識する原因があるそうです。
物に映える色は、太陽がそこに光を当てたことによります。
しかし、不思議だなぁと思いませんか?
太陽の陽ざしは緑色ではないのに、光が照射されたピーマンは緑色に見えます。
ホント、不思議。
太陽の光にはいろいろな色が重なりあっていて
太陽が光を照射する対象が、光の中のいろいろな色を吸収するのだそうです。
ピーマンは、緑色という結果を生み出さない他の色たちを吸収してしまい、
残った色が緑色、という具合なのだそうです。
物に色が見える理由は、「色の引き算」の結果だったのです!
つまり、ですよ。
私たちは、物でも人でも目の前の相手を
何らかの過程をふまえた上でみているということです。
ピーマンの緑色は自然の摂理でありますが、
人間が自分独自の方法を用いることもありますね。
それをバイアスということもできるかもしれません。
バイアスを一枚、また一枚とはがしていく作業。
実はこれ、「手放しの作業」であるともいえるのではないでしょうか?

先日、部屋の壁に移ったプリズム。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!