ひと月ほど前のこと。
フランスの作曲家、エクトル・ベルリオーズ(1803~69)が没後150年を迎えた…
という朝刊の文化・文芸欄に目がとまりました。
その前の月に代表作の「幻想交響曲」を
フランス音楽の演奏に数々の金字塔を残してきたスイスの名指揮者、
シャルル・デュトワが大阪フィルハーモニー交響楽団と奏でたということで
この指揮者がベルリオーズについて語った内容の記事でした。
本筋からはずれてしまうのですが、私の目に留まったのはここ。
フランス音楽がもっとも大切にするのは「色」。
音楽に光を当て、無限のプリズム、虹のグラデーションを引き出すか…それが鍵。
(2019年6月21日(金)朝日新聞朝刊 27面参照)
音にどのような光をどこから当てるか。
その光からどのような色を引き出すか。
言葉に置き換えると、ちょっとワクワクしてきませんか!
ものの見方を固定化すると、一方向からしか見ることができなくなります。
時に、一点集中する必要もありますが、「眺めてみる」ということも大切。
その、眺めてみる…という時にふと思うことは人それぞれです。
そんな折に先の言葉が浮かぶこともあるのではないでしょうか。
今、この瞬間。
ものごとの見方を変える時がきているのかもしれません。
未来を創造していく上で、みなさんは…
何にどのような光をどこから当てて
その光から何を見出していきますか?
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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