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ラチとらいおん

  • 執筆者の写真: Boo de 風
    Boo de 風
  • 2018年11月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年3月29日


みなさん、この絵本をご存知ですか?

『ラチとらいおん』

弱虫のラチと小さいけれどとっても強くて頼りがいのあるらいおんの物語です。

ラチは犬をみても逃げ出すし、暗い部屋も苦手。

でも、らいおんがやってきて、自分のそばにいてくれることで

少しずつ少しずつ強くなっていきます。

しかし。

ある日、らいおんの姿がみえないことに気づいたラチは大あわて。

らいおんは置手紙を置いて、姿を消してしまったのです。

「もう大丈夫。きみはひとりでやっていける。」

そんな声が聞こえてくるような…。

私は、この絵本をたまに思い出します。

ずいぶんと昔に読んだ絵本ですが、

頭の片隅にずっとずっと大切にしています。

グリーフを想う時。

ふと、ラチとらいおんを思い出します。

ラチがいろいろな立場になり、

それに応じてらいおんも様変わりしていきます。

その時、その時の自分の在り様でラチもらいおんも顔ぶれが変わる。

私自身が登場したり、クライアント様のお顔が浮んだり。

それもラチになることもあれば、らいおんになることもあり。

顔ぶれは変わるけれど、心に残るのは

愛と感謝と勇気と…そして表現できない寂しさ。

「もう大丈夫。きみはひとりでやっていける。」

そんな声が聞こえてくるような…。

みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

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