『青い鳥』をご存知ですか?
ベルギーの作家、モーリス・マーテルランク(一般的表記モーリス・メーテルリンク)
の代表作です。
ベルギーは常に様々な国の支配下に置かれたため、
統一意識を持ちにくいという土壌がありました。
そこにあったのは、外国語話者で構成される国であったがゆえに
言語の統一がはかれなかったという背景です。
そのベルギーにおいて「ベルギー文学を創る」という目的のもと、
1881年に『若きベルギー』という文芸雑誌が創刊され
ここで活躍した多くの有名な作家たちのひとりが冒頭のマーテルランクです。
私は、ベルギー文学はグリーフの文学である…と勝手に感じております。
いつかこのお話をする機会があれば、その時にまた。
ここで本題に戻って『青い鳥』。
幸せの象徴である青い鳥をさがしに行ったチルチルとミチル。
でもそれは結局、一番身近な鳥かごの中にあった…というお話です。
以前の私がそうであったからなのか、私のまわりにも
幸せを遠くに求める方がいらっしゃいます。
幸せの照準を、他人の言葉に合わせる方がいらっしゃいます。
例えば。
家の中は乱雑で心地の好くない状態。
だからといって綺麗なデパートに気分転換に行っても
戻ってくるのは他でもない自分の家です。
幸せは、遠くにあるわけでも、他人の言葉通りの生活にあるわけでも
決してありません。
今、幸せですか?
心で感じて。
幸せである喜びとともに今日もまた一歩。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
☆ 2018年8月21日から29日までBoo deは夏休みを頂戴致します。
セッションのご予約のお返事は30日以降となります。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。