幼い頃、絵本を眺めるのが大好きでした。
なかでも遠い異国、そう…今思うと唐の国のお伽噺のような、
そんな絵本が大のお気に入りでした。
桃の花が咲きほこっている頁を繰るのが楽しみで…。
ずいぶんと大きくなってから、
もしやあれは桃源郷だったのではないだろうかと思いました。
今でも、あの頃の桃の花の頁と後に知った「桃源郷」という言葉の音が
なんともいえない幸せな気持ちにいざなってくれます。
Boo de 風 のリトリート、
「こころ」と「からだ」のウキウキ・ワクワクツアーが終了致しました。
二十年以上通っている場所ですが、
桜の満開の時期にピンポイントで訪れたのは、初めてでした。
申し込んで下さったクライアント様たちのおかげです。
いつもより早い開花時期の予約でしたので
まさかこんな素敵な経験ができるなんて思ってもいませんでした。
その風景は、「桃源郷」ならぬ「桜源郷」。
朝の瞑想を行った後のフリータイムで、各自思い思いに
満開の桜を楽しみました。
個人的な話ですが、
我が家の恒例イベント、桜ウォーキングで故人と毎年歩いた7~8キロの道のりを
ついつい思い出し、ウキウキするようでいて物悲しいようで。
まぁ、引きずることなく「今」にもどってくるようにはなっていますが
それでも桜の季節は悲喜こもごも。
そこに「桜源郷」の新しい思い出が追加され
私自身が更新されたような気持ちです。
伊豆高原でのリトリートは、毎回違うエネルギーが流れ
新しい思い出に彩られます。
今回は桜源郷のさくら色の思い出になりました。
ご参加いただきました皆さまにとって、今回のリトリートは
どんな色の思い出になったでしょうか。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごしください!