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行為者であることを手放す。

  • 執筆者の写真: Boo de 風
    Boo de 風
  • 2020年6月15日
  • 読了時間: 3分

先月の終わり頃、非常事態宣言が発令されてからの生活の振り返りをひとりごちてみました。→「コロナよ、ありがとう」と私は言えるか?

当然そこには、書ききれないたくさんのことがあります。

宣言も解除されて新しい模索が始まった今。

先日の振り返りからこぼれ落ちた、一粒の種にフォーカスしてみようと思います。

と、その前に。

遡ること9ヶ月、見えないご縁にこっちだよー!と手招きされて経験したのは

(この、こっちだよー!の手招きは、人生において何度かやってきます。

これには抗わず、当然のことと受け止めて素直に従うという習性あり。

人生初は、高校1年春のTM瞑想。

これが今生での瞑想との出会いで、主旨と内容は異なるものの、この経験値があったから伝導瞑想につながった…と思うわけです。)


9月以来、アートマ・クリヤ・ヨーガは生活の一部になり、自分なりにそれなりに…ではありますが、日々実践してまいりました。

その半年後に発生した様々な混乱の最中もその生活を続行、淡々とただただマントラを唱えていました。

そんな中、アートマ・クリヤ・ヨーガにおいてシャクティ・パートを授けて下さったティーチャーから素敵な贈り物が!

外出がままならない期間に自宅でしっかり実習できるように、数パターンのテクニックをYouTubeで限定公開して下さったのです。

まさに天からの恵み!ありがたや!


…と、なんて長い前置きか!実はここからが本題。

ある日公開されたYouTubeには、テクニックの前に誘導瞑想の時間が設けられていました。

その誘導の際の言葉が、私の心にズドンと落ちたのです。


「行為者であることを手放しなさい。」


パーソナリティに軸足をおいて行動をしていると、行為者として自己を駆動していることにも気づきません。

ここで、あえて「駆動」という言葉を使用しましたが、まさにその通りだと思います。

自我で自己を駆動する。

企業で働いていた四半世紀の間、私自身がやり続けたことです。

さまざまな経験値も増え、収入も増加し、パーソナリティの人生においては実に実り多い時期だったかもしれませんが、現時点ではそれと同じくらいの後悔の念を抱きます。


そういった道を歩んだからこそ、心に響いた言葉だったのでしょう。

そして、まったく環境を変えたとはいえ、そういった傾向が自分にはあるということを心に留めないと…。

そんなことも思ってみました。

一人生における四半世紀はそこそこに長い時間ですが、螺旋階段をのぼるように、瞑想からもかけ離れたその時間の取戻しを、今しているのかもしれません。


行為者であることを手放す。


みなさん、この言葉をどのように受けとめますか?






今日も安心、安全に充実した一日を!


☆Boo de 風のグリーフサポートのセッション再開のお知らせ。

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