先日、「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」の9月度が終了致しました。
ご参加下さる方、いらしゃるかしら?と思いながら企画し、5月にスタートして5回目。
亀さんの歩みを進めつつ、序章を経てやっと規定1を読み終えました。
参加された方のご感想。
序章があまりにも難易度高しでとても不安だったけれど、時間をかけてじっくりと向き合いながらなんとか読み進めることができ、さて規定1。
覚悟をして臨んだけれど、非常に難しかった序章に比べて、心にストンと落ちました。
そして、9月度の会は今の自分のために書かれたような…そんな内容でした。
『ホワイトマジック』は、今まで瞑想をしたり、アートマ・クリヤ・ヨーガの実践を通して感覚的に経験したこと、感覚を通して理解していたことが文字を使って表現されているということを実感。
魂は肉体に転生している全期間を通して深い瞑想状態にあり、その瞑想は宇宙に含まれるすべてのものがそうであるように、リズミカルで周期的な性質のものである、という部分が印象的。
すべてがリズミカルで周期的ということがとても心に響いた。
魂の瞑想のリズミカルな性質は人間だけに見られるものではなくて、自然界には満ち引きがあり、潮の干満は永遠の法則の素晴らしい描写になっている。
この干満は死と転生の過程の中でも働いており、人類というくくりで見た時にもその大きな周期に当てはめることができる。
こういう見方がとても美しいと感じた。
ご感想を拝聴し、ご参加される皆さんの真摯な姿勢をうかがい知ることができました。ありがとうございます!
個人的に『ホワイトマジック』にとても心ひかれ、何度も何度も読みなおす中でタグ付けもし、色分けをして腺引きもし、自分用にカスタマイズしたのですが、大きな大きな星マークを付してある箇所はここだけ、というところが規定1にあります。
87頁より引用。
・・・・・・しかし、彼がひとたび魂の意識をもって生活をし、(このような表現が許されるならば)その「高所」に意のままに達することができるならば、形態性質の浮き沈みが彼に影響を与えることはなくなるということを学ぶ。そとき彼は、物質生活の界層から魂の領域へと続く狭い剃刀の道に気づき、その道は、着実に辿ったときに、変幻極まりない感覚の世界から、明るい日光の中へと、リアリティーの世界へと導くものであるということを発見する。
そのとき、生命の形態面は彼にとって単に奉仕の領域となり、感覚知覚の領域でなくなる。この最後の文章を熟考し、魂として生きることを目指しなさい。そうすることで、魂から発せられる周期的な刺激の責任は自分自身にあり、それが自分自身が送り出したものであることが分かる。
特に、この最後の部分です。
魂から発せられる周期的な刺激の責任は自分自身にあり、それが自分自身が送り出したものであることが分かる。
雨が降っても槍が降っても自分のせい。
ひと月前なのか10年前なのか、あるいは前回の過去世なのか10回前の過去世なのか。
いずれにしても、いつか私が送り出したものが、刺激(痛み、苦しみ、哀しみ)となって今、目の前にやってきたと思うならば、「たいていのことはたいしたことはない」と思えるかもしれません。
昔、よくいわれたものです。
〇〇のせいでこんなになったー!と人差し指で〇〇を指さしてごらんなさい。
人差し指以外の4本は自分の方を向いているでしょ。
つまりは、ほぼほぼ自分に理由があるということ。
個人的に規定1のこの部分は、さんざん言われたこの言葉にリンクするのです。
ということで、
9月度も有り難く終了し、10月度は第1週の週末組からスタートです。
来月は規定2に突入。
ワクワクが止まりません!
『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会は
グリーフと共に生きている方
グリーフと共に生きている方の支援者
を対象に、月に一度(平日組、週末組)開催しております。
この企画にご興味のある方!
今年度はスタートを切ってしまいましたので、次に開催する時には是非!
参加費用は1時間1,000円、その半額を年末に動物保護団体に寄付させて頂きます。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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