私たちの日常は特別な瞬間の連続です。
その特別な一瞬一瞬を大切に…というのは、何を志向するがゆえの大切なのか。
2020年は、改めてここを抉り出されたように感じます。
何を志向し、そのための今日、そのための今、何をする?
コロナ禍で社会的に非常に厳しい時間が流れた2020年でしたが、こう思い続けた方にとってはまた違った意味で重要な一年だったのでは、と思います。
卒業するタイミングの人間関係が終わり、その空いた空間に新しい関係が構築されたということもあったのではないでしょうか。
あるいはまた、今までとは異なる次元での関係性に発展していったということもありましょう。
今までは、口だけの人とは口だけの関係…なんてこともあったかもしれませんが、私自身についていえば、そういった関係性もなくなってまいりました。
色々なことが明確になってきたような、そんな一年でした。
この流れは2021年には、より加速していくことでしょう。
さて。
皆様に助けて頂きながら、2020年も最終日を迎えることができました。
今年は新緑の季節に、新たな試みとして「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」を芽吹かせることができました。
そして、ご参加下さった皆様から頂戴しました会費の全額を必要な場所へ采配でき、ひと安心。(一部は2021年3月に予定)
ご賛同下さり、ご参加下さいました皆様に心より感謝申し上げます。
今後、Boo de 風の活動は、秘教文献をグリーフの視点から読む会を主軸にしていく所存でおります。
2020年最後は大祈願でしめくくらせて頂きます。
大祈願はその説明と共に、アリス・ベイリーの各著作の冒頭に掲げられております。
まずは、その説明についての引用から。
以上の祈願、つまり祈りは特定の個人やグループのものではなく、全人類のためのものである。この祈願の美しさと強さはそのシンプルさと、すべての人々が生来自然に受け入れている中心となる真理の表現にある。その真理とは、私たちが漠然と神と呼んでいる知的存在の真理、すべての外的なものの背後にあり、宇宙を動かしている力が愛であるという真理、キリスト教徒がキリストと呼ぶ偉大な個性が地上に現れ、私たちが理解できるようその愛を体現したという真理、この愛と知性が「神の意志」と呼ばれるものの結果であるという真理、そして、人類を通してのみ神の大計画が成し遂げられるという自明の真理である。
アリス・ベイリー
大祈願
神の御心の光の源より
光をあまねく人の心に流れ入れさせ給え
光を地上に降らせ給え
神の御心の愛の源より
愛をあまねく人の心に流れ入れさせ給え
キリスト(如来)よ、地上に戻られ給え
神の意志、明らかなる中心より
大目的が人の貧しき意志を導かんことを
如来は大目的を知り、これに仕え給う
我らが人類と呼ぶ中心より
愛と光の大計画を成させ給え
悪の棲家の扉を封じ給え
光と愛と力とをもて地上に大計画を復興させ給え
みなさん、どうかご自身が目指すにふさわしい良いお年をお迎えくださいませ。
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