ちょっとばかり優等生っぽい題名の今日の記事は、ずばり「正しい関係」についての考察。
これまたイイ子(もはや、いや、とうの昔に「子」ではありませんが)ぶってる感満載のよう…かもしれませんが、さて、どうでしょうか?
最近、たびたび登場するアリス・ベイリーの著書『人類の問題』にじっくりと向き合ったのは、5月の連休のこと。
ひと月以上経た現在も、未だに私の中に余韻をのこしております。
この本を読み進めていくうちに、ふと気づいたことがあるのです。
んんん?この言葉、何度も目にしたぞ!
そうなんです。
「正しい人間関係」という言葉がきわめて頻繁に使用されているのです。
つまりこの本においては、「正しい人間関係」という概念が非常に重要である、ということ。
間接的な表現を除き、単純に数えただけでも60回近く登場しています。
ちなみにこの本、全体で189頁。
頻度の高さがお分かりいただけるかと思います。
そして、この「正しい人間関係」という言葉は、「善意の育成」とともに両輪として据えられており、その内容は至極当然。
しかし、ひとつの言い訳なく実践するにはかなりの「厳しさ」を伴うわけです。
この著書の題名が『人類の問題』ということで、「正しい関係」が人間に限定されているのだと思うのですが、当事者に限定を付さないとするとどうなりますか?
例えば。
人間と動物との関係。
もっと言ってしまうと、人間と鉱物、人間と植物との関係。
人間と人間との関係。
私と自分自身との関係。
つまりは、私と霊との関係、私と魂との関係、私と肉体との関係。
私と亡くなった人との関係。
人間と国家との関係。
国家と国家との関係。
人間と地球との関係。
人間と宇宙との関係。
人間と神との関係。
・・・etc.
これらにおいての「正しい関係」を正しく成立させるためには、自分の中の「義しさ(ただしさ)」と「強さ」が問われるのだと思います。
なんたって、どんな言い訳もなにひとつ通用しないわけですから!
厳しいですね。
最後に。
善意のもとに正しい関係が確立されるという文脈で、グググっと身近に迫ってきた一文をご紹介させて頂きます。
家庭内で誠実に善意を実践する人は、家族の態度を完全に変えることができる。
ー アリス・ベイリー著、AABライブラリー翻訳『人類の問題』AABライブラリー、2001年、13頁より引用 ー
さて。
これを以ってして、人間と細菌との関係はいかに?!
まずは、ハートに問いかけてみようかな。
みなさん、今日も安心、安全に充実した一日を!
Comments