グリーフは多様であり多層的である。
これは、Boo de 風の活動におけるグリーフの考え方です。
まずは対象を人間にフォーカスしてみます。
悲哀、喪失感と訳されるグリーフは、死別を契機にする感情であると思われがち。
でも、私たち人間が抱く悲哀や喪失感は、死別だけがもたらすものではありません。
そしてまた、その対象が人間に限定されることもありません。
次に、動物に思いを馳せてみましょう。
動物にだって、グリーフの発露があります。
仲間の死を哀悼する行動が見られたリ、飼い主さんの死によって心を閉ざしたり…「たかが動物」では決して、決してない。
その発達状況は、当然人間とは比するものではありませんが、彼らの目線に立てば見えてくるものがあるわけです。
Boo de 風の活動の原点はグリーフサポート。
幾度か経験した愛する大切な人たちとの死別だけでなく、ブログにはあげられないようなあれこれの体験を契機とする...言ってみればグリーフのテーマパークのような体裁で、兎にも角にも自分らしさを発揮できない閉じこもった状態にいる(いざるを得ない)、そんな状況が続く中で、自分に自分らしさがあることすらわからなくなっている…そんな対象への思いが原動力になっているように感じます。
そしてそれは、人間に限定されません。
世界は、階層で構成されています。
鉱物王国、植物王国、動物王国、人間王国、そして超人間王国と。
第四王国の私たちにとって下位王国の彼らは、取るに足りないものでは決してありません。
第一王国の住者には彼らなりの、第二王国の住者には彼らなりの、進化の梯子を上る努力があるのだと、私は思うのです。
私たち人間王国の住者に奉仕という仕事が重要であるのと同様に、下位王国の彼らも多大な奉仕をしているわけです。
同じ家の同じ部屋にいても、所属する王国が異なる私たち。
共に暮らす種を超えた家族たちは、可愛いだけではないということ。
いずれ相応しい時を経て動物王国から人間王国に移行するトップバッターは、人間の感情をたっぷりと浴びている彼らです。
つまり、共に暮らす私たちの在りようが、彼らの進化過程に多大な影響を与えているということ。
私は秘教を通してこれを自分に突きつけられました。
さて、私は我が家のうさ娘にとって、どんなお手本なんだろうか。
みなさんは、種を超えた大切な家族にとって、どんなお手本ですか?
時に、こんな視点も大切ですね。
第二王国、植物たちの奉仕。
うさ娘の朝食に、大根の上部を水につけていたら、葉が茂ってくるだけでなく、開花してくれました!
こちらは白菜の下端を水につけていたもの。
黄色い可愛らしい花が!
冷蔵庫の菜の花に加えてお浸しにし、人間の食卓に。
ご馳走様でした。感謝!
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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