• Boo de 風

人類の祭り。


今日は、私自身が個人的に問いかけている問題からスタートしてみます。


実は私、数年前まで、キリスト教の分裂についてあまりよく知りませんでした。

16世紀初頭の宗教改革後にカトリックとプロテスタントが分裂した…という程度の知識で、それ以前に東西に大きく分離していることを知らなかったのです。

そこで、ふつふつとシンプルな問いかけが起きたのです。


キリスト教信仰の根本的な原理は同一のはずであり、「愛」を顕現するキリスト教において「分離」はあり得ないのでは?

しかし、この教会の状態そのものが「分離」の象徴のように感じられる…。


東西教会は、1054年にローマとコンスタンティノープルの代表がそれぞれを破門したことで分裂が決定したといわれていますが、その背景には三位一体についての解釈の違いや聖像崇拝問題などの教会論的、神学論的動機の他に、政治的な動機が大きく絡んでいたようです。


私は、中世において西方世界でおきた「神のことがらは信仰に、人間のことがらは理性に」という分離が、人間中心主義の先に起きている様々な問題を生み出した一端であると考えるのですが、これは、西洋の精神の根本にあるキリスト教の分離と連動しているのでは?と思うのです。

そして、その分離から久しい現在、地球規模での様々な危機的状況が、教会統合までいかなくとも、共存への道を模索する契機にはならないだろうか?とも思うのです。


以上が私の個人的な問いかけにまつわるあれやこれやです。


そして、実はここからが本題

上記の個人的な問いかけに対し、アリス・ベイリーの『人類の問題』の中に「分離」から「共存」への光を見出すことができたので、ご紹介させて頂きます。

以下、長めに引いてみます。


まだ一般には認識されていないが、あらゆる宗教の教会祝典がその証拠になっている多くの形のエネルギーと多くの霊的な力が存在する。これらは祭の期間に解き放たれる。


……これは、人間の絶望的な困窮と、人類がこれまでに経験し、今も経験している危機ゆえに、世界のあらゆる信仰の教会すべてにいる、ヴィジョンをもち包括的に思考する人々が教義の争いに終止符を打ち、本質的な宗教真理に同意し、一致団結して、儀式と式典を統一し、霊的なパワーに中心に一緒にアプローチするようになることを示している。


……現在の東西の世界的な大宗教の啓発された人々が一堂に会し、このような祈願的な催しを計画し、力を合わせて、少なくとも新しい世界宗教の種子を蒔くのに役立つ霊的なアプローチの方法を一緒に開始することは不可能であろうか。

……そうすることで、霊的な力は蓄積され、合同での霊的な努力が行われ、霊的な祈願が同時に行われるようになるであろう。


……すべての人々が自然かつ容易に、合同で、彼らすべてを親密に関係づけるためにアプローチを一致させて、一緒に開催できるこのような祭が一年に三度ある。これらの三つの祭は、連続する三つの月に集中しており、そのため、一年間を通して影響を与えるべき年一回の長期にわたる霊的な努力へと導く。これらは、東洋と西洋の信仰者の霊的な絆をより親密に結束させるのに役立つであろう。これらは、神の意志が知られる場所、神の愛が完全に表現される霊的ハイラーキー、神の大計画をすべての人々への愛と善をもって知的に成就することを役割とする人類を通して、神を顕現へと表現する。


この三つの祭が、4月の「復活祭」、5月の「ウエサク祭」、そして6月の「キリスト祭」(『人類の問題』の中では「人類の祭」となっています)は、6月6日双子座の満月に行われます。

4月、5月とそれぞれ記事に致しましたのでご参考まで。

「復活」の意味。

ウエサク祭。


以下、最後の祭の説明を同書より引用させて頂きます。


人類の祭り。

これは、― 神により近づこうと熱誠を抱き、仏陀が注目を呼びかける神の意志と一致するよう努め、キリストが注目を呼びかけ彼がその完全な表現であった愛の最低様相である善意の表現に捧げる ― 人類の霊の祭になるであろう。それは何にもまして、人間の神聖な性質が認識され、善意を表現し(人間の神性ゆえに)正しい人間関係を確立する人間の能力が強調される日になるであろう。この祭に関して、キリストが約二千年間、人類を代表して、神人、彼の民のリーダー、「兄弟たちからなる大きな家族の長兄」としてハイラーキーを先導してきたと言われている。したがって、これは、深い祈願と訴えかけの祭になり、連帯感に向けての、そして人間的かつ霊的な統一を求める基本的な熱誠を表現するものになり、人間の意識に対するキリストと仏陀の働きの影響を表すものになるであろう。これは双子座の満月に行われる。


ー アリス・ベイリー著、AABライブラリー翻訳『人類の問題』AABライブラリー、2001年、169頁~172頁より引用 ー



このたび、ウエサク祭につづき、6月の双子座の満月の祭にさいして大祈願を唱和するという企画を神尾学先生が立ちあげて下さいました。

6月6日の夜、そして7日の午後に開催されます!

詳細は、こちら↓の記事をご確認下さい。

6月6日の双子座の満月=「キリストの祭」のとき、ウエサク祭につづき「大祈願~瞑想」を行います!


みなさん、ご一緒に参加されませんか?是非!





今日も安心、安全に充実した一日を!


#Boode風

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