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執筆者の写真Boo de 風

ミディアムシップからスタートしたグリーフサポート


久しぶりにグリーフの話を書いてみようと思い立ち、昨日、つらりつらりと記事にしてみました。

そして、どうせなら、もう一歩踏み込んでBoo de 風のグリーフサポートについて表現してみようかと思います。


Boo de 風のグリーフサポートのスタート地点にあったのは、実はミディアムシップでした。

私は熟練のミディアムではないので、肉体を脱ぎ捨ててから数十年も経ている方へのアクセスはまったくもって得意ではないのですが、そこまで時間が経っていない場合は、それなりに交流をすることが可能でした。それなりに…です。


ミディアムには、それぞれ得意とする感覚があります。

例えば、「身体」で感じるタイプは、病気で亡くなられた方が患った場所と同じところに何かを感じたりします。

また、「声」を通して会話を成立させる聴覚タイプや、故人が象徴的な思い出の「香り」を漂わせ、それをキャッチする臭覚タイプの方もいらっしゃいます。

同じ象徴でも、景色などの「映像」を通してメッセージを受け取る視覚タイプの方も。

そしてこの五感は、物理的な肉体に備わっている五感とはちょっと違うように感じます。


子どもの頃から目に映るものが母と違うことがたびたびあり、眼科に連れて行かれたこともありました。

大人になり、特急列車にような慌ただしい人生を送っていた時にはすっかり忘れていたその感覚が突然蘇ったのは40代半ばのこと。

電車に揺られているときに、「飛び出す絵本」のような感じで、義理の父が飛び出して来たのです。

まさに「飛び出すお義父さん」。

電車の中でひとり大慌てでした。


そこから、私のミディアムとしての生活がスタートしたわけです。

この感覚を、必要としている方に役立たせられないだろうか?

当時はそればかり考えていました。

といってもあくまでも自己流なので、一度、きっちりとトレーニングを受けようと決め、フロリダ在住のDenise Lescano氏に師事、ありがたいことに試験に一発合格し、ミディアムとして認定して頂きました。

今まで数々のミディアムとご縁がありましたが、私が最も尊敬するのがDenise氏です。

それは、ご自身の類まれな感覚を社会に役立たせていらっしゃるから。

困難な捜査に協力をしたり、それこそ、ボランティアセンターでミディアムシップを駆使したグリーフサポートを行ったり。

本当に本当に尊敬の的(まと)でした。

それは、なんとなく人世の方向性が似ていた、ということもあるかもしれません。

(なんて書くと、非常にずうずうしいのですが。)


自分なりのやり方でスタートしたミディアムシップが、Denise氏のトレーニングによってブラッシュアップされ、よし!という思いで立ちあげたBoo de 風。

ご自身の中で基盤をもつミディアムは、基本的に動物とのコミュニケーションを自然に行えると私は思っています。

私自身のなかでは、亡くなった方も動物も植物も、極端な話、スプーンに対してもコミュニケーション方法はまったく同じです。


このような入口をもってしてスタートを切ったわけですが、アリス・ベイリーの秘教に出会ってからは、積極的にミディアムシップを用いたグリーフサポートは行っていません。

それも私自身の成長過程であると考えています。

ただ、動物さんたちのヒーリングにおいては、自分なりの方法をそのまま継続しています。


ある意味封印したミディアムシップについてまた書いてみようという気になったも、次につながる過程ということでしょうか。どうかな。


さぁ、今日も空を見上げて!




みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!


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