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グリーフについての考察-『魂の光-パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』から

更新日:2020年9月20日


今日は『魂の光-パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』の引用をふまえて、グリーフにフォーカスしてみます。

まずは、以前記載したアリス・ベイリーのこの著作についての説明を再掲。


「学んだことをすべて忘れる」より

『魂の光』は、アリス・ベイリーによるヨーガ・スートラの解釈書です。

そのヨーガ・スートラというものは、ラージャ・ヨーガの解説書であります。

多くの方が様々な立場からヨーガ・スートラを解釈し、解説していらっしゃいます。

本来はサーンキャ哲学に則らないと解説できないものだそうですが、アリス・ベイリーはサーンキャ哲学を用いず、秘教の概念から『魂の光』を書き上げています。


今日はこの著作の第二の書、174頁から引用致します。


スートラ22

ヨガ(つまり合一)を達成した人間にとって客観的な宇宙は存在しない。しかし、いまだ自由ではない人々にとっては存在する。


 このスートラは思考の科学全体の胚種を含んでいる。それは、私たちの観察するものはすべて思考質料の変異であり、神であれ人であれ、思考者が自分自身の世界を創造するという認識を前提にしている。ヨガの科学(「思考原理の活動の抑制」つまりマインドの統御に関する科学)によって、マインドを支配し、メンタル質料つまり想念物質を完全に支配する力を得たとき、大部分の人を三界の囚われの身にしている形態の支配からその人は解放される。・・・・・・彼はもはや惑わされることはなくなり、リアリティーとリアリティーではないもの、真実と虚偽、霊の生命と現象の世界を識別するようになる。そのとき彼は思考の流れに従うようになり、様々な偉大なる霊的存在や霊的生命体から発する様々なアイディアからなる世界と、宇宙の設計者が立てた偉大なる計画が彼の前に示されることが可能になる。彼は解放されており、自由である・・・・・・。


この解説を読み、「ヨガ」が「科学」であることを再確認致しました。

そしてまた、Boo de 風の活動上、グリーフについて改めて思うことがありました。

人々が抱えるグリーフがリアリティーなのか、あるいはそうではないのか。

真実なのか虚偽なのか。

霊の世界に存在するものなのか、現象の世界に存在するものなのか。

一歩進めて、真実の世界の真実なのか虚偽なのか、虚偽の世界の真実なのか虚偽なのか。

そして、グリーフから解放されるためにはどうしたらよいのか。

グリーフを心の在りようという側面からではなく、科学の視点からとらえたらどうなのか。

みなさんは、これについてどうお考えになりますか?



続いて、同じくスートラ22、175頁からの引用。

 このヨガの科学の目的は、人間にこの解放の方法を明らかにし、どのようにすれば自分を自由にできるかを示すことである。そのため、この点に至るまでのパタンジャリの教えの傾向は、スキームにおける人間の役割を示し、人間のせわしなさと何らかの活動に向かおうとする衝動の根本原因をずばり指し示すことであった。・・・・・・この『第二の書』ではヨガの八つの方法が提示され、肉体的、サイキック的、メンタル的な生活に関する必要な調整を行うために従うべき厳密なステップが明瞭かつ正確に概説されている。


ここにヨガの科学の目的、パタンジャリの教えの傾向が示されています。

そして『第二の書』が、私たちが日常で行うべき具体的方法(八支則)の概説であることがわかります。

ここに、グリーフから解放されるためのヒントがあるのでは?


…と、議論を開いたまま今日はこれまで。




みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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