今月、「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」第二期がスタート致しました。
第一期同様、週末クラス、平日クラスの2組です。
昨年5月に各々の新芽を芽吹かせた第一期の皆様は秘教2年目の先輩になられたわけです。
先輩になったご感想を伺うと、「あぁ…そ、そうですねぇ。」と、なんとも心もとないお返事。
が、この1年を通して画面越しですが、まるで膝を突き合わすがごとく、じっくりじっくりと共に学んできた私としては、昨年の今頃には想像もできなかったような今の姿に得も言えぬ感慨深さを感じるのです。
それは、自分の人生に向き合う姿勢…グリーフに対する姿勢…とでも言いましょうか。
その「先輩」になられた方々が1年を通して学んだ『ホワイトマジック』の中で、最も印象に残った部分を、今日から数回にわたってシェアさせて頂きます。
ではまいります!
アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、86-87頁より。
以上の考えを人類の大きな周期に当てはめることもできる。そうすることで、多くの興味深いことに気づくであろう。再び個人に話を戻すと、私たちにとってさらに重要なことであるが、弟子の人生においてこうした周期的な刺激は一般の人々の人生よりもその頻度と速度を増し、強さも大きくなる。それらの周期的な刺激は痛ましいほどの速さで変化する。神秘家の経験における山と谷間は、この満ち引きを示す一つの例にすぎない。時には弟子は日光の中を歩き、別の時には暗闇の中を歩く。完全な霊的交わりの喜びを知るときもあれば、再びすべてが退屈で不毛であるように思われるときもある。奉仕が実りのあるもので、満足を与える経験になり、本当に助けることができているように思われるときもあれば、与えるものが何もなく、奉仕が無味乾燥で、見た目には何の結果も生み出していないように思われるときもある。しかし、いつの日にかすべてが明らかになり、山頂に立ち、日光に照らされた景色を眺め、すべてが彼の目には明らかであるように思われる日が来る。そして、彼は自分が神の子であることを知り、そうであると感じる。しかしながら、その後また、雲が立ちこめてきたように思われ、何一つ確信が持てず、何も知らないと思うようになる。彼は太陽の光の中を歩き、太陽光線の輝きと熱によってほとんど圧倒されるばかりになり、この起伏の激しい経験と、これらの相反するものの激しい交代劇はいつまで続くのかといぶかしく思う。
今日の引用部分は、私自身、非常に心打たれた箇所であります。
難解な印象がある『ホワイトマジック』の中で、ここは想像力をグンッ!と働かせて読むことができる部分でもあります。
私は特に次の部分が、強く強く印象に残りました。
私たちにとってさらに重要なことであるが、弟子の人生においてこうした周期的な刺激は一般の人々の人生よりもその頻度と速度を増し、強さも大きくなる。それらの周期的な刺激は痛ましいほどの速さで変化する。
痛ましいほどの速さで変化…。幹がしっかりと根を張っていないと立っていられなくなりそうです。
本日の引用はここまで。
この続きは、次回に!
えっと。
今日の画像はいったい何でしょうか?
実は右下に「ニンジンのし・ん・め。」
そう!かなり強引な「新芽つながり」。
そしてその上に薄っすらと虹がかかっています。
第二期ご参加の皆様の上に虹がかかりますように。
そんな思いをこめての(なんとも粗野な)一枚。
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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