今月も、「『ホワイトマジック』をグリーフの視点からよむ会」の週末組が終了致しました。
奇しくも週末組は、東日本大震災に何らかの関わりをもつメンバーが集う会です。
ひと月ほど時が過ぎてしまいましたが、ちょうど良い機会なので、今月はこんなテーマで話し合いました。
「東日本大震災」と「グリーフ」と「秘教」
点と点がつながって三角形、秘教的には三様相ができあがったわけです。
参加者それぞれに震災に対する関わり方があり、それぞれに思いがあり、考え方があります。
各々が丁寧に言葉を選びながら、心の中の声をわかち合いました。
震災の背景にある複雑な事情と、被災者が受けた傷の深さ。
この事情は、世界に蔓延るあらゆる問題に通底しており、まったくもって憤懣やるかたないわけです。
しかし、それを感情の渦の中に投げ込んでしまうと、ただただ溺れ消えてしまうだけで解決には至りません。
むしろ、その憤りが新たな想念形態を創造してしまうこともありましょう。
これは、グリーフへの関わりも然り。
これが、秘教的視点です。
小さき私たちが考えたところで、この三様相に対して光明を得られるとは思っていません。
が、感情を波立たせることなく冷静に思いを吐露し、方向性を構築していくことで「こういった問題がある」という想念形態を生み出し、いずれそれが一陣の風になるやもしれません。
その際に、私たちが今取り組んでいる『ホワイトマジック』がひとつのガイドラインになるのです。
立ち戻れるラインがあることの有り難さたるや!
「『ホワイトマジック』をグリーフ視点から読む会」の新年度は5月15日スタートです。
ご興味のある方は是非!一緒に学んでみませんか?
参加費は1時間1,000円。年末に参加費総額の半額を動物保護活動を行っている団体へ、残額は随時必要な先へ寄付させて頂きます。
(使途については、全額の内訳をご参加の皆様にご報告致します。)
ご興味のある方は、是非!Boo de 風のウェブサイトのContactからお問合せ下さい。
対象はグリーフとともに生きていらっしゃる方とその支援者です。
2020年晩秋、福島にて撮影。
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